映画「怒り」を鑑賞しました~ゲイ男性の映画鑑賞~

■基本情報
原作の吉田修一は2002年、『パレード』で、第15回山本周五郎賞を受賞。
監督の李相日は村上龍 × 宮藤官九郎『69 sixty nine』の監督の後、『フラガール』で、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。本映画の原作『怒り』は2012年10月29日-2013年10月19日の間、読売新聞の連載小説。

若者の都市生活を描いた作品が多かったが、殺人事件を題材にした長編『悪人』で2007年に第61回毎日出版文化賞と第34回大佛次郎賞を受賞。 

日本を代表する名優・渡辺謙を主演に、森山未來、松山ケンイチ、広瀬すず、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡と日本映画界トップクラスの俳優たちが共演。

人物相関図は此方
http://www.sanspo.com/geino/photos/20150820/geo15082005060018-p13.html

公式サイトは此方
http://www.ikari-movie.com/

上映情報は此方
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E6%80%92%E3%82%8A/356389/

■ゲイ的感想
殺人や女性に対する暴行と、センセーショナルな出来事が多い割には消化不良な感じがします。3つの話の纏まりが弱くて、説得力に欠けるかな…。テンポ感は非常に出ているのですが、真犯人の動機が弱くて、分かり合える部分が少ないように思えます。

ゲイ目線で言うならば…妻夫木君が綾野君の事を信用してあげられなくて、自分を責めるシーンが多く出てきますが、これはゲイの恋愛を美化し過ぎな気がします。だって、綾野君との出会いは発展場だし、素性も話してくれないし、仕事もしていないし、割としょっちゅう出歩いて、そして突然居なくなるし…。これで警察から電話が掛かってきたら、大丈夫かと疑いたくなりますよね!?

妻夫木君そこまで自分を責めなくて良いんだよと、言ってあげたくなってしまうのでした^^

ゲイイベントのシーンや発展場のシーンが克明に書かれているのは流石なポイントでした。
一般の人の、LGBT理解に繋がるかな…。