遅咲きゲイの苦悩ブログ

Month: 12月 2016

映画「ストーンウォール」を観てきました


映画ストーンウォールを、新宿のシネマカリテにて観てきました
席は満席で、大変な熱気でしたよ!
LGBTの歴史的なストーンウォール事件を取り上げたこの映画は、見るべきところがとても多い作品です。

 

【概要】
巨匠ローランド・エメリッヒ監督が、1969年にアメリカで起こったLGBTの抵抗運動を基に映画化した作品になります。
主人公が史実と異なり、白人男性になっているなど、公開前から話題になっていた作品ですが、そこを除けば、映画としての完成度は高いです。
【映画基本情報】
2016年12月24日から劇場公開
東京ではシネマカリテにて公開中
大阪・宮城・愛知・沖縄・京都・岩手でも公開予定
公式サイト
http://stonewall.website/

ヤフー映画
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB/358026/schedule/

 
【映画感想】
この映画を観て一番感動した場面は、主人公ダニーのゲイ告白に、両親は理解を示さない中で、妹のフィービが、兄を一途に見守るシーンでした。
田舎のインディアナでゲイがばれてしまい、故郷を逃げるように追われるダニー。
そんな中で、フィービは両親に馴染めず、そして兄をするフィービ
その姿が切ない…何故なら、僕にも妹がいるのですが…彼女には、僕がゲイであることは告白出来ないでいる
妹がLGBTに理解がないからじゃなくて…
僕がゲイである事を、僕への攻撃に使ってくる様な予感がするから
僕より優位に立ちたいために、弱いところを突いてくるような気がするから

 

兄妹と言えども、心を許せない
そんな環境に、僕は居た…
その過酷さを改めて思わせてくれる
そこが一番の、僕の中でのこの映画のポイント

 

~ゲイ男性が悩みながら映画鑑賞をするブログ~


名古屋市の里親体験発表会に参加しました


先日、名古屋で開催されました、里親体験発表会に、20代女子のIさんと参加して来ました。

 

【開催概要】

◼︎主催

一般財団法人 こども財団

名古屋市 親和会

 

◼︎場所:

ナディアパーク 758キッズステーション マルチルーム

 

ナディアパークには初めて来たのですが、とても素敵な複合施設でびっくり

施設内には子供が遊べる場所がありスタッフも常駐

東京も見習ってほしいものです

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今回は、児童養護施設の所長、そして2人の里親さんからの発表、そして交流会がありました。

この交流会は東京にはない事が多いので、貴重な体験となりました。

里親制度と特別養子縁組制度がフレキシブルに運用されて居るのも名古屋の特徴になります。

 

発表会の後に、Iさんとお茶会

二人で振り返りをすると、感じ方の違いが明確に出て、学びが深まるので、また良いものなのです^^

 

振り返りをして気が付いたことは沢山有りますが、最大の気付きは、里子と里親の関係を学んで行くと、実は自分と親との関係に、行き当たらざるを得ないと言う事です…。

 

一緒に話を聞いたIさんは、その生育には複雑な事情があったけれど、幼い頃の辛かった影響は消えて…今は心は満ち足りていて、愛情に包まれて居る様に見える

 

そんなIさんを見て居ると、どうして僕とこんなに違うのかと言う疑問に行き当たる

それをずっと考えて居たのだけれど、漸く答えが見つかる

 

僕の母親は、親になるには未熟だったから、だ…。

だから僕はネグレクト気味に育った

 

Iさんの母親は、父親からIさんを護るために、家を出た

僕の母親は、父親が鬱で、家族が機能不全でも、子供を護るために家から出て行くことはなかった

代わりに弟が生まれて、家庭環境は更に悪化した

父親が働けなかったから

 

Iさんの義理の父親は、Iさんを全力で護ろうとした

僕の父親は、何時も死の匂いがした

父親は自死を願って居たから

 

だから…幼い頃に辛かった環境は同じでも、その後の二人が異なるのは、ある意味当然…。

里親を志望する方は、恵まれない子供時代を過ごした人が多いそうです。

自分がして貰えなかった事を、里子にしてあげたいと思うから。

 

親への愛情を切望する里子の姿を見て、

僕の両親が、祖父母からの愛情に恵まれなかった事を思い…

 

だから僕の両親が、十分に僕を愛せなかった

 

そんな僕の両親を、僕が赦せるようになる

 

そんな日が来ることを、切に願う

 

〜ゲイ男性が苦悩するブログ〜

 

 

 

 


【イベント参加レポート】Soar night out!!! 「うつ、LGBTについて」東藤泰宏さん、榎本悠里香さん


今回の企画を開催した、soar発足一周年イベントに参加して来ました。

最初は少人数だったのですが、どんどん規模も影響力も大きくなって行って、その若さとエネルギーには驚かされるばかりです。

今回のゲストは、此方の方達

■東藤泰宏さん
うつ病患者向けのオンラインコミュニティサービス「U2plus」を立ち上げた創業者

■榎本悠里香さん

LGBT向け研修・ニュースサイトの運営を行う「株式会社レティビー」の代表取締役社長

小金井のシャトー2Fカフェを経営する阿部裕太朗君からは、素敵なお料理があり、心と体を暖かくして貰いました。

 

東藤さんは、うつ病と向き合いながら生きるコツを語ってくれました。何事もやり過ぎない、いつでも休めるように動く、大切な事ですね。

 

榎本さんは、Letibeeにジョインしてから代表取締役として活動している現在までの心境を語ってくれました。”女生まれ・女育ち・女好き”と言う堂々たる毛筆の楷書を披露して下さり、インパクト大でした。

 

「私は、LGBTに理解のない人たちと話すときでも、ファイティングポーズをおろす事を心掛けています。一方的に非難するだけでは、議論に勝っても何も変わって行かないから…。」

 

その通りだなと思いました

 

先日、とあるLGBT活動家のスピーチを聞いたのですが、上から目線で物を教えるような語り口がしんどくて…全然話の内容が残らなかった事を思い出しました。

 

聞き手と共感出来て、初めて心を動かすことができる…僕も心掛けたいものです。

 

ゲストスピーカーの講演を受けて、僕はこんな質問を、榎本さんに致しました。

 

僕:「ゲイ当事者の者ですが、世間には多様性を認めない人たちが数多くいます。その人たちを、どうやって変えていけば良いのでしょうか」

 

榎本さん:

「それは…やはり、戦わない事だと思います。彼らには彼らなりの不安や心理的な外傷があって…先ずはそこを理解しようとする事が、第一歩なのではないでしょうか。」

 

僕:「…それは分かります。ただ問題なのは、多様性を認めない人たちの中には、不平等な扱いを受けていた筈なのに、それを自分で克服したと言う自負から、却って強固に多様性を認めない…。

本当に例えば、の話ですが、不幸にもシングルマザーとして苦労した人が居たとします。そういう人に対して、”LGBTの権利”と言う話をすると、より強い反発を受ける場合もありまして、どうすれば良いか分からないのです…。」

 

僕がそう言うと、榎本さんは、笑って、

 

「それは、自分が変わった姿を見てもらうしかないと思います」

 

そう言ったのです。

やっぱりそうだよね、そうするしか無いよね…。
自分が苦労してきたからこそ、後の続く人たちにも、同じ苦労をさせないと、納得できない人も居る…

 

僕の母親の様に

 


 

 

ここに居る若い人たちのキラキラした瞳が
10年後も変わらない事を

 

そして10年後には

LGBTな事を、誰も隠さなくても過ごせる世の中が来ることを

LGBTな自分がイヤで、アルコールや過食に溺れる人が居なくなることを

 

切に願う


 

 

今回の参加者にも、素敵な人が沢山

先日の慶応大学×soarのイベントで、初めてLGBTの事を知った教授と女子学生がいらっしゃって…

「LGBTな人たちの役に立ちたいのです!」

こう言ってくれた事も、心が爽やかになる場面なのでした。

 

そして今回も、阿部ちゃんのご飯が美味しかった
そして今回も、工藤さんは凛々しかった

今日もありがとう

 

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