遅咲きゲイの苦悩ブログ

Month: 6月 2016

児童養護施設を見学してきました


都内にある児童養護施設を見学してきました。
この施設では現在、50名の子供たちが暮らしているそうです。
一番小さな子は3歳、大きな子供は18歳までおりました。
この施設は例外的にうまく運営されておりまして、施設内での暴力はほとんどないそうです。
今回は、紹介していくれた方のご厚意で、子供たちが実際に暮らしているお部屋にも入らせていただきました。子供たちは落ち着いてテレビをみたり宿題をしたりして、思い思いの時を過ごしておりました。
子供たちはペットに自分を投影するそうです。
そしてケアの一つの方法としてペットを育てているそうです。

 

カメ

 
そして、施設を見せて頂いた後に、ここで40年働いているシスターからお話がありました。

  • 子供たちが施設を自分の家とまで思えるようになるには、10年~20年もの歳月が必要な事
  • 幾ら愛情を注いでも、それでもドロップアウトしていく子はいる事
  • 実親には正直関わってほしくない人も居る…けれど見栄のためからか、無理に引き取って、そしてやはりドロップアウトしていく例も多いこと

 

このような事を、教えていただいたのです。

質問の時間になりまして…、僕はシスターに、質問をさせて頂きました。

 

「子供に愛情を掛けても報われないこともあり、そして地域から迷惑がられる事もあり、さほど報酬が良いお仕事の様にも、正直見えません…それでもシスターが、このお仕事を続ける、モチベーションは何でしょう。」

 

するとシスターは、こう仰ったのです。

 

「正直あまり考えていたことが有りません。それが使命だと思っていたから。言葉にするなら…これに人生を、掛けているから。私が生きてきた痕跡は、人々の記憶の中にしか残らないと思う。だから、私が関わった子供たちの記憶に残ればそれで良いと思っている。」

 

「子供たちは、大人を見透かします。どうせ仕事でやっているのだろうと、直ぐに見透かす。それに応える為には、人生を掛けたと言う迫力が要るのです。それがないと、子供たちは付いてきません。そういう意味で、私はこの仕事を人生の目標にしています。」

 

「思春期の女の子と向き合うのは、本当にエネルギーがいる事です。けれど一生を掛ける価値のある仕事です。」

 

そう…きっと僕には分からないほどの、色々な体験をして、そしてこの結論に至ったのですね。

 

それを教えてくれた主催者、シスター、子供たちに感謝します。

僕も真っすぐに進んでいくから。

彼女、彼らの愛情が子供たちを包んで…そして皆が幸せな大人になれる日が来ることを、強く願う

 


名古屋市の里親の体験談を聞く会に参加してきました


名古屋市の里親の体験談を聞く会に参加してきました

 

先日名古屋にて開催されました、里親の体験談を聞く会に参加してきました。
僕は里親制度の事をあまり知らなくて、このような会に参加するのは初めてでした。
感想としては…とても為になる会でした。
最初に、名古屋市 中央児童相談所の渡邊 佐知子 所長から、次のような言葉がありました。

「現状としては、要保護児童が800人名古屋市内にいます。内90%が施設、10%が里親と共に暮らしています。施設の対応の方が合っている子供も居ますが、、里親と定期的に暮らす方が良い子もいます。だから施設での預かりを1/3に減らしたいと思っています。」
日本ではまだまだ定型外家族に対する圧力が強くて、里親制度の浸透もまだまだなのですね。

その後、3人の方から、里親としての体験談を語ってくれました。

  • 里子を授かったけれど、落ち着かなくて、トイレの中でしか寝れなかった事
  • これまで育児経験が無かったから、子供をどう扱っていいか分からなかった事
  • 実親の面会がある為、3歳の里子に真実告知をしたら、急に情緒不安定になってしまった事

平凡なようでいて、平凡ではないストーリーを、教えてくれたのです。
参加している方たちは、50代の人が多くて…里子と言う制度を通じて子供が欲しいと思って言る人ばかり。超えなくてはいけないハードルは沢山ありますが、いつか里子という形で子供を持てたら良いですね。

 

名古屋市の里親になるための資格は以下の通り
資格の上では、LGBTでも里親になる事は可能だそうです

 

  • 心身ともに健全であること。
  • 子どもの養育についての理解及び熱意並びに子どもに対する豊かな愛情を持っていること。
  • 経済的に困窮していないことなど。

 

いつか日本も多様性が進んで…色々な家族の形が、お互いに認め合える日が来ますように

 


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