レインボー国会及び、その後の懇親会に参加してきました。

去年に引き続いて2回目の開催となった今回、現地の様子をレポートします。

 

去年は閑散とした雰囲気もあった意見交換会でしたが、今回は300席がすべて埋まり、立ち見みなるほどでした

これだけの方たちが集まって…まさに日本のLGBT&アライの総出演と言った様相でした

本当にお疲れ様でした

今回に参加して僕が感じたこと、それは、やはり日本も少しずつ変わりつつあると言う事。

国会議員会館と言う国家権力が集中する場所で、LGBTについて真面目に議論される日が来るとは思っていませんでした。昼食も取らずに昼休みに駆けつけてきた国会議員たちから、熱い声援を受けたことは、何よりの励ましになりました。

 

そして次に感じたことは、そうは言ってもまだまだ高い壁がありそうだと言う事。

今回参加した議員は総勢13名、内自民党は4名、男性は5名(国会議員総数は衆参合わせて717名)

 

人数も少ない上に今回の参加議員は野党・女性が中心で…権力の中枢である保守党・男性議員とはかなり異なる様相を呈しています。

 

ある自民党の男性年配国会議員は、

「自分が生きているうちは絶対に同性婚は認めない」

と発言したそうです…愛する者同士の婚姻を認めないとは、なんと思い上がった考え方なのでしょうか。

けれど、そのような人たちがこの国の権力を握っていることもまた事実なのです。

 

道は遠い

だから、一歩ずつ

 

当日の式次第を詳細に書き起こしました

参加した方たちの名前を辿るだけで、胸が熱くなってきます

 

世界最古のLGBT団体である、オランダのクンCOCの理事長が、お話下さったのも印象的でした。

「日本の勇気あるLGBT活動家とその支援者たちに敬意を表します」

彼は澄んだ青い目で、僕たちを励ましてくださったのです

 


 

月日:2017年3月9日木曜日
時間:12:00-14:00
会場:衆議院第一議員会館 地下一階大会議室
主催:性的指向や性自任に関する公正と平等を求める院内集会 実行委員会

1.主催挨拶 実行委員会より

1.土井 香苗

国際NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ の日本代表

2.杉山文野

日本のトランスジェンダー活動家

3.松中権

グッドエージングエールズ代表

4.岩本 梓

5.池田 宏

6.神谷 悠一

LGBT法連合会 事務局長

.国会議員挨拶

1.馳 浩

自由民主党 元文部科学大臣  教育再生担当大臣

2.小宮山泰子

民進党 衆議院議員

3.西村ちなみ

民進党 衆議院議員

4.牧島かれん

自由民主党 衆議院議員

5.池内さおり

日本共産党 衆議院議員

6.初鹿明博

民進党 衆議院議員

7.逢沢一郎

自由民主党 衆議院議員

8.牧山ひろえ

民進党 参議院議員

9.細野豪志

民進党 衆議院議員

10.石田まさひろ

自由民主党 参議院議員

11.新妻ひでき

公明党 参議院議員

12.福島瑞穂

社会民主党 参議院議員

13.辻本清美

民進党 衆議員議員

3.当事者からの一言メッセージ(1人1分)

1.浜口ゆかり

NPO法人高知ヘルプデスク代表

2.麻倉ケイト

3.室井舞花

4.ひづき

3.小嵒ローマ

レインボースープ理事

4.とまと

トランスジェンダー活動家

5.柳沢正和

6.東 小雪

LGBTアクティビスト

4.実行委員会からの提案

5.来賓挨拶

1.勝間和代

経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授

ずっと考えていくと、日本では差別が文化的に土壌として許されているという結論に至った。その結果として、男女平等ランキングで144か国中111位と言う不名誉な状態になっている

2.大山みこ

経団連企画担当

3.クン・ファンデイク

世界最古のLGBT団体 COC 代表(所在地はオランダ)

4.大谷美紀子

日本人として初めての国連「子どもの権利」委員

5.加治 慶光

アクセンチュア マーケティングイノベーター

6.三枝 成彰

オペラ作曲家

LGBTが出てくる作品の上演を予定している。チャイコフスキー・バーンスタインなど、オペラ界では半分くらいの作曲家がLGBT当事者と言われている。LGBTの存在なしにオペラは語れない

6.法学者からの解説①

鈴木秀洋

日本大学准教授/元文京区男女共働課長・子ども家庭支援センター所長

・現在与党から理解増進法案、野党から差別解消法案が出ているが、内容をつぶさに見ると、大きな違いはない。細かな違いは棚上げして、先に進むべきであろう

・守るべきはありのままで安全・安心して日常生活を暮らせる権利である

・今回はこうして大勢の議員さんにお願いする形になっているが、本来は人にお願いする話でも、議員さんに頭を下げなくてはいけない事でもないはず

・あとどれくらい命に係わる話をすれば分かってもらえるのか

・もうこれ以上、汗と涙で、苦しい・悲しい経験を一人一人が語らなくても、十分だろう。立法事実は十分過ぎるくらい語られ、そろっている。

・当事者すべての足並みがそろわないのは(法案を進めない)理由にはならない。当事者が多様であるのは当たり前だからである。この現状を知りつつ、法律制定を先送りするのは行政、立法の不作為・ネグレクトである

 

7.法学者からの解説②

内藤忍

独立行政法人労働政策研修・研究機構 副主任研究員

2006年にセクハラ防止法が施行され、職場におけるセクハラの禁止が義務化されたが、実際問題としてセクハラは全く解消されていないのが実態である。つまり、防止法を作ってさえも防止されていないのが実態である。したがって、LGBTに於いても、差別をないことにして法律の施行を怠ることは許されない

 

8.質疑応答

9.総括

10.閉会挨拶