【イベント参加レポート】LGBTをとりまく法制度の今

 

毎日新聞東京本社の毎日メディアカフェにて開催されました、「LGBTをとりまく法制度の今」に参加して来ました。
今回のパネリストは、以下のお三方

  • 1988年弁護士登録の中川重徳(なかがわ・しげのり)さん
  • 認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表 松中権(まつなか・ごん)さん
  • 毎日新聞にて2014年からセクシャルマイノリティーの取材を続けている 藤沢美由紀(ふじさわ・みゆき)さん

 

イベントで、LGBT差別禁止法を中心に、専門的な説明を中川さんがしてくれました。
専門家から見ると、与党と野党の法案の違いや、禁止法と理解促進法の違いなど、色々留意すべき点があるようです。
その様な懇切丁寧な説明が1時間程続いたのですが、僕は…正直言って、少々退屈でした。
何だか自分にあまり関係のない話を聞かされたような気が、どうしてもしてしまうのです…別に法案無くても普通にゲイとして生きていけるし。

 

そこで、質問タイムで、(無謀にも)次の様に質問をしてしまったのです。

 

私:「今日は貴重なお話を有難うございました。私はLGBT当事者です。非常に有難い法案かと思いますが、僕の身の回りのLGBTな人たちを見ていると、どうも関心が薄い様な気がしています。

本来興味を持つべきなのに、参加意識が持てない。その点について、法案を推進しているお立場から、コメントを頂ければ幸いです」
中川さんは、現実の生活と法制度を結び付けて考えなくてはいけないと、笑顔交じりに諭してくれました。
そうだよな、僕もそう言う事を考えなくちゃ…と思っていたところ、権さんが、次のように発言したのです。
松中さん:「2015年に、一橋大学の学生が、信頼する友達にゲイである事をカミングアウトした所、その事実を受け止めきれず、LINEを通じて同級生にアウティングしてしまいました。当事者の学生は、その事をプレッシャーに思い自死しました…。

カミングアウトを受けた友達も、決して悪気はなかったと思います。ただLGBTな人たちに慣れていないだけなのです。

法律は、普段は目に見えないし、生活に関係する事はあまりありません。けれど、関係して来た時には遅くて…その前に、法律を通して、社会を啓蒙していく事が、今回の様な事件の抑止に繋がるのです。

 

今回の件は、他人事では有りません。

 

もし幾つかの不幸が重なれば、僕がそうなっていたかも…。

 

その想いを持って僕は、NPOをさせて頂いております。」

 

そうか!
そうだったのか!

 

それで僕は、自分なんかあまり関係ないやと、どちらかと言うと疎外感を持っていたLGBT差別禁止法案が、急に身近な事に思えてきて…。

 

来て良かった。
今日も沢山勉強したよ。
有難う。

 


 

 

2016年11月16日12時から13時に、「お昼休みに国会に行こう!」と言うイベントが開催されます。
ご興味のある方は是非。

 

お昼休みに国会に行こう!

お昼休みに国会に行こう!