【イベント参加レポート】Work With Pride 2016に参加して来ました

 

2016年10月26日、晴海トリトンスクエア・第一生命ホールにて開催されました、Work With Pride 2016に参加して来ました。
そのイベント参加レポートになります。

■基調講演

基調講演は、国立社会保障・人口問題研究所 人口動向研究部 第2室長の釜野さおりさんからLGBTの現状に関する、基調講演をいただきました。

目新しい内容として、

1.LGBTな人の割合は、2-6%との推計される

との研究発表がなされました。
根拠としては、電通・博報堂・その他海外の調査機関からの調査結果からの引用がされておりました。
これまでは、電通のダイバーシティ・ラボより、7.6%と言う数字が良く採用されておりましたが、実際にはもっと少ないかも知れないと言う事なのですね。

もし本当にそうだとしたら、LGBTの説明で聞かれる、下記のような資料は全て内容を書き換えないと行けないかもしれないです。

 

  • LGBTな人の割合は左利きの割合と同じ
  • LGBTな人の割合は、鈴木・佐藤・高橋・田中と言う名字の人と同じ割合
  • LGBTな市場規模は5.9兆円

 

釜野さんの調査結果によると、LGBTな人の割合はミニアムでは2%。
これまで言われていた7.6%の1/4程度になってしまう事になります。
この辺りは非常に重要な数値なので、もっと調査を重ねて、データの精度を上げてほしいと思います!

 

…個人的には、7.6%と言う割合は、実感値としては多過ぎるような気がしなくもなくて、そんなに沢山身の回りに居るのかな、と言う気はしております。

また、釜野さんから、2000年代は助成金などのお金が付かなくて、仕事としては研究できなかったと言う当時の状況のご披露もありました。

 

■当事者の座談会
LGBTである事をカミングアウトして働く、4名の座談会がありました。
「ダイバーシティこそ競争力の源泉」と言う発言が光りました

 

■経営者のパネルディスカッション
下記の会社の役員クラスの人たちのパネルディスカッションがありました

ey Japan
日本航空株式会社
日本電信電話株式会社
日本IBM

2002年に企業内活動を開始した当初は、カミングアウトしている当事者は一桁しかいなくて、(社員は数万人)、当事者が誰だか分からない中で行われる唯一の活動で苦労したとのご発言が印象的でした

■PRIDE指標と企業の表彰など

此方に表彰内容など全てのデータが公開されております。
日本企業のランクインが多かったのが、嬉しい事でありました。
また、今回の参加者は600名と過去最多なのも嬉しい事でした。

 

各データは此方
http://www.workwithpride.jp/pride/report2016.pdf

■馳 浩 衆院議員の講話

LGBT議員連盟会長であり、LGTB差別禁止法を推進している、馳浩 文部科学大臣・教育再生担当大臣から、同法推進への強い意気込みを伺う事が出来ました。

「lgbtに対する差別禁止整備を進めない企業に対しては、声を大にして、

『御社はこの21世紀にもなって、何を考えて居るか!』

と追求したい」

とのご発言があり、感動して思わず涙が出ました…。

来て良かった。

 

松中権さん有難う!
グッド・エイジング・エールズ有難う!!